中古住宅に対する「意識」が変化した

2011.10.07

同時に忘れてはならないことは、私たちの中古品に対する「意識」が変化したということも大きな理由であろう。現在では、個々人が自分で納得のできる商品、利用価値を認められる商品であれば、中古品でもよいと考えるようになってきている。逆に、高品質で希少性のある品物は、新しい商品より高額で取引されている例も数多く見られる。たとえば、ジーンズや絨毯などのヴィンテージものは、目を剥くような値段で人気を集めている。このように、「中古」に対する我々の意識が大きく変わってきているが、中古住宅についての意識は、最近まであまり変わらなかった。特に若い女性は、マンションを購入する時には、まず新築を考えるケースが一般的である。一方、米国では、第一次の取得は「中古住宅」が多くなっていて、日米では今でも大きな差異が見られる。しかしながら、最近では、日本の中古住宅、特に大都市の中古マンションの需要は、驚くほどに根強いものとなって、安定的な動きを示しており、市場として定着した感がある。

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